S13使用構築 - サイクルカット積みリレーミカゲダグ(最終2005)
S13使用構築
S13おつかれさまです。対戦してくれた人はありがとうございました。
最終レートはぎりぎり2000越えという微妙な感じですが、明確なパーティコンセプトを用意した上でゼロから考えて組んだ構築だったので記念に。
気になる人だけ続きをどうぞ。
ミカルゲ@拘り鉢巻
157(252)-112-139(84)-x-165(172)-55
イカサマ/トリック/追い討ち/のろい
調整
CSメガゲンガーのシャドボ余裕を持って二耐え
へど爆+毒ダメ+たたりめ中乱数
意地鉢巻ガブの逆鱗中乱数
逃げるゲンガーを逃がさずに狩るポケモン。とくせいすりぬけのおかげでみがわりを貫通してイカサマやトリックを打てるので積みアタッカーや高耐久、ハメ系いずれにもそこそこ仕事をこなせる。なにより鉢巻一致イカサマ>いばる+2不一致イカサマという素晴らしい火力がやみつきになるポケモンだと思う。ガルーラには7割くらい入るし、個体値や努力値配分にもよるがボルトロスはAが高いので体感確定二発程度。鬼火警戒の交代はアド。
一応エルフゲンガー対面でミカルゲバックでヘド爆を受けて追い打ちで処理というのが理想的な動き。ただし催眠ゲンガーにはどちらかといえば不利なので相手が役割を意識して交代してくれることを願うしかない。
ダグトリオ@気合の襷
111(4)-132(252)-70-x-90-189(252)
調整:耐久に努力値を回しても意味がないのでAS
ヒードランを捕まえるポケモン。相手のサイクルをカットしながらステロを撒いて襷を潰したり置き土産で後続の起点を作れる唯一無二のポケモン。ウルガモスやルカリオなど構築単位で面倒なポケモンの処理もこいつに任せていたし、電気の一貫を切れるという意味でも素晴らしい性能をしていると思う。ジバコイルやライコウはこいつの餌。
151(124)-x-150(252)-97-95-153(132)
コットンガード/宿り木の種/ムーンフォース/アンコール
調整: 準速100族抜き/B極/余りH
ダグトリオやミカルゲでエルフーンの苦手なポケモンを処理した後の詰ませる性能が異常に高い。ガブガルを一匹で解決してくれるこのパーティのエース。コットンガードを積めばバシャーモやリザードンXのフレドラすらも耐えるので、アンコールから裏のリザマリルリの起点にすることができた。
159(44)-136(252)-99(4)-x-107(12)-159(196)
剣の舞/身代わり/ドラゴンクロー/フレアドライブ
調整:陽気ランドロス抜き/A極
やや珍しい剣舞みがわりリザ。ヘラクレセドランとかスイクン入りによく出していた。基本的に自分より足の遅いポケモンを相手にするため、竜舞ではなく瞬間火力のでる剣な舞を採用。もう少しA(S)を落として耐久に割いたほうがみがわりがいろんな技を耐えるので調整に関しては改善の余地あり。Sに関しては準速サザン抜きくらいまでなら落としていい気がする。
マリルリ@命の珠
175-102(252)-100-x-101(4)-112(252)
アクジェ/はらだいこ/⑴じゃれつく/はたき落とす
調整:まさかのAS
クレセやロトムやスイクンやフシギバナを上から叩ける可能性があってメガヤドランを叩きで確定で倒す珠最速マリルリ。エルフーンやダグから繋いではらだいこから全抜を狙っていく。もちろん耐久が欲しい場面もあったが、素早さと火力に最大限ベクトルを伸ばした型のほうがこのパーティーには適しているように感じた。
⑴追記/じゃれつく採用について疑問の声が上がったので修正。おそらくこの枠は太鼓前提ならば恩返しで良い(メガフシギバナはHBまで考慮すると叩きでは落とせないので恩返しが必要になること、太鼓後じゃれつくを打つ必要が有る相手がいないこと、ノーマル悪の範囲でタイプ相性に関しては十全なこと、などなど)。メガガルーラを相手にする場合は恩返しで無く守る採用も視野。
ポリゴン2@進化の輝石
191(244)-113(100)-114(28)-112-143(116)-83(20)
空元気/自己再生/イカサマ/冷凍ビーム
以前記事に公開した慎重空元気ポリ2。ゲッコウガをはじめとする特殊アタッカーへの後出しのコマ。ウルガモスやファイアロー、ボルトロスにはしっかり仕事をしてくれたがニンフィアに押し負けることが多かった。
パーティコンセプト
サイクル阻止による役割対象への遂行不能+有利対面からの積み展開
この二匹に共通することは相手を逃がさない(多分)こと。
ミカルゲとダグトリオで後続の障害となるポケモンを逃さず処理して、後続のポケモンの一貫を作り出しつつそのポケモンで強力な積み技を絡めた展開を仕掛ければ誰も止められないのでは?と思い組み始めた。
そこでダグトリオとミカルゲが処理してくれるヒードランとゲンガーさえいなければ現環境において非常に強力な性能を持っているコットンエルフーンから組み始め、エルフーンと相性の良いリザードンXとマリルリ、補完枠にポリゴン2という形で構築は完成した。
僕自身、サイクル戦が非常に好みで基本的にサイクル戦を重視したパーティを組む傾向にあるが、数値の足りないポケモンではサイクルを回す回数が増えれば増えるほど急所や交代読みといった要素に殺されかねないということで、サイクルを回す回数を最小限に抑え、相手の交換サイクルを速い段階(1サイクル目)で崩してしまおうというスタンスに行き着いた。
ただ構築の欠陥というか、そもそもの間違いだったのは、誘い殺しの対象をゲンガーにしてしまったこと。このポケモンはあらゆる可能性を考慮するなら、できることなら呼ばないパーティの方が良いということを痛感させられた。
次のシーズンは厨パのお勉強をしようと思っています、おつかれさまです。
100勝68敗2005