S15使用構築 - 受け出しサイクルカット
S15おつかれさまです。対戦してくれた人はありがとうございました。
S15でメインで使っていた構築ではないのですが、そちらの更新の目処が立たないので広告回避も兼ねて。
今回も目標というか着想はサイクルカットです。
vs
(交代)vs(ブレイブバード)
※反動+鮫肌+ゴツメ+珠ダメで50%以上削れる
(ステルスロック)vs(1.ブレバ/2.交代)
※1なら反動で瀕死/2ならステロダメージで瀕死
vs
(交代)vs(攻撃orはらだいこ)
(道連れ)vs(1.攻撃/2.はらだいこ)
※1なら1:1交換、2ならアンコール
みたいな感じでバシャーモの障害になるポケモンに対して特定のポケモンを受け出すことで交代を制限しながら処理して、バシャーモの一貫を作っていく構築です。
※あくまで上記は限定的な型とシチュエーションにおける一例です。
気になる人だけ続きをどうぞ。
ボルトロス@ラムの実
172(140)-x-92(16)-158(100)-100-179(252)
10万ボルト/めざめるパワー氷/悪巧み/挑発
あくび展開や、害悪、キノガッサに対する強力なストッパーとしての役割を果たすラムボルトロス。又、あからさまな壁展開はこのボルトロスと後述のサーナイトの二匹で阻止するようにしていた。調整はテンプレのオボンボルトの流用なので特に意味はない。結果的に200逆鱗を最高乱数切って耐えつつ、184-100ラインのボルトロスを悪巧み10万ボルトで突破できる可能性を高めた(中乱数)配分となっている。しかし最速個体が増えたおかげで、同速ゲーになってしまう事も何度かあった。
207(188)-151(4)-156(212)-x-106(4)-135(100)
受け出しサイクルカット要員その1。200逆鱗二耐えのスイクンと同じ耐久指数を確保したスイクン型ガブリアス。つまり200ガブリアスの逆鱗を耐えることができ、ゴツメ+鮫肌ダメージでバシャーモの飛び膝蹴り圏内に入れることができる。その他珠ファイアローの剣舞ブレバも耐えることができる。珠ファイアローに受け出すタイミングでブレイブバードかフレアドライブが飛んで来ればほぼファイアローを逃さず刈り取ることができるため、バシャーモの一貫を作り出すという観点からは非常に強力であった。
構築単位で重く、尚且つバシャーモを受けに出てくるカイリューは裏の風船サーナイトをチラつかせて逆鱗地震を縛り、神速をうたせてこいつで削って対処していた。また、クレセドランに対してサーナイトを使ってドランを釣ってクレセに毒を入れて崩したりと、普通のガブリアスとしての運用は困難だが、パーティ全体として潤滑油のような動きができた。
ゲンガー@ゲンガナイト
159(188)-x-81(4)-166(4)-105(76)-160(236)
シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/道連れ
3Wメガゲンガー。刺さってる相手にだけ出した。2メガ選出のしやすいB振りのS170個体や、ソーナンスとのシナジーを考えて最速の滅びなども候補に上がる。正直このポケモンは何も考えずに採用した。
ソーナンス@オボンの実
276(84)-x-110(172)-x-78-85(252)
カウンター/ミラーコート/アンコール/道連れ
受け出しサイクルカット要員その2。今期僕がずっと気に入って使っていた準速ソーナンス。マリルリを初めとするにフェアリータイプに受けだし道連れでサイクルを崩壊させることで、裏の一貫を作り出す。またボルトロスの一貫を作り出すために相手の地面枠と1:1をとることも多かった。襷を持たせても良いと考えていた時もあったが、地面枠への受け出しを考えるとオボンのみが安定だと判断した。耐久ラインは特化メガクチートのはたき落とす確定耐え。バシャーモの加速バトンを引き継ぐこともあり、素早いソーナンスの縛り性能の高さには目を見張るものがあった。
155-189(252)-90-x-91(4)-132(252)
飛び膝蹴り/フレアドライブ/バトンタッチ/守る
配分に関してはこいつで全抜きするためにも最大火力を確保しつつ、特に耐久調整を施す指標が存在しなかったためミラーに強くする意味合いも込めてASに振り切ったなんのひねりもないバシャーモ。ガルーラゲンガーの二枚が上位を独占している限り、どうしてもその二枚に強い(とされる)このポケモンは強く見えてしまう。
サーナイト@風船
143-x-83-194(252)-140(36)-128(220)
バシャーモが地面タイプやドラゴンタイプと対面してしまった時の引先として非常に優秀だった。悪戯心やマルチスケイル、蓄電等、相手の特性を利用して有利に立ち回れる事も多々あったため、トレースという特性の強さを再確認した。
調整に関しては素早さを1加速でゲッコウガ抜き、無効技に対して繰り出すことが多く交代を誘発するため引き先に負担をかけられるC特化、クレセリアやボルトロスと打ち合うこともあるため残りDという振り方をした。159-126のメガゲンガーも高乱数で落とすことができる。ただSがメガゲンガーを抜いていないせいで落とした対戦もいくつかあった。
ではまた。