ミラーコートスイッチメガミミロップ草案
メガミミロップというポケモンはメガリザードンXやメガギャラドスと同じく、メガ進化する前後でタイプが変わるにもかかわらずあまり考察が進んでいないように思えた。
一般的なASベースの単体考察や並びの研究は他の人がやっているのでそちらを参考にしてほしい。今回僕はメガミミロップではなくミミロップから耐久調整をすることでこのポケモンの新たな可能性を垣間見た気がした。細かい解説については下に記述しています。
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ミミロップ@メガストーン
特性:柔軟→きもったま
前:159(148)-117(164)-105(4)-x-130(108)-149(84)
後:159(148)-177(164)-115(4)-x-130(108)-182(84)
ミラーコート/がむしゃら/アンコール/飛び膝蹴り(選択)
※意地にしても必要努力値と実数値に差はない。Sラインを伸ばす調整に考察の余地があるため陽気で記載している。
(Aを削ってSラインを伸ばした型)
前:159(148)-110(108)-105(4)-x-130(108)-157(140)
後:159(148)-170(108)-115(4)-x-130(108)-190(140)
・進化前耐久調整
HB:珠アローのブレバ確定耐え
159(148)-105(4)
159(148)-130(108)
・進化後耐久調整
特筆点なし(Dについては一切変化がなく、Bが10上昇する。)
・素早さ調整
84振り←最低ライン
進化後最速ジャローダ+1
140振り←これが一番綺麗かも
進化前最速ガルーラ+1
進化後最速120族+1
・火力調整(基本的にあまり)
164振り
H252盾ギルガルドに対して56.3%の乱数一発
108振り
H4メガガルーラ確定一発
・解説
このミミロップの特徴は何と言ってもミラーコート。本来の単体性能を維持しつつメガ進化前のノーマル単タイプの優秀な耐性を生かしてミラーコートで特殊相手に予期せぬ一撃を加えることができる型。ミラーコートを無効化する悪タイプを誘いにくくミラーコートが決まりやすい点、削れた後に高い素早さから肝っ玉がむしゃらで耐性を無視した強引な定数削りをすることができる点が非常に強い。メガ進化したあとについては必要最低限の数値を除いてメガ進化前の状態に焦点を当てている。
耐久方面の種族値に恵まれており、メガ進化しない状態でほとんどの特殊攻撃を耐えることができ、メガ進化することでこだわり以外の大抵の物理技を耐えることができる。これによりほぼ全ての特殊アタッカーに対してミラーコートから入ることで処理or流すことができる。また進化前の状態でS負けしていて、進化後の状態でS逆転する最速100〜110族近辺ポケモンに対しては”がむしゃら→膝”の順番で処理することができ、剣の舞等のS上昇を含まない積み技をアンコールで流すこともできる。
火力に割いた164の努力値を全てSに回すと進化前の状態で最速ガブリアス+2の数値を確保できるが、本来のメガミミロップの性能を著しく損なうため今回は見送った。能動的に相手を突破する技が飛び膝蹴りしかないためフィニッシャーとしての性能は極めて低いことを注意して立ち回りたい。
前回の泥遊び保険ルチャブルや、前々回の日本晴れ保険バシャについてはいくつかのレスポンスがあり、とてもうれしいかったです。ただ、弱いとかギミックが発動しない等の苦情は受け付けておりません。申し訳ありませんが使う場合は自己責任でお願いします。