ゆびをふるキャラランク
正規の方法で入手可能な個体のみ.
特性に関する制限及び持ち物に関する制限がない前提でのキャラランク(最終進化のみ).
ゆびをふるルールで原則禁止扱いの特性:プレッシャーのポケモンを除いた際、最上位のランクがSになるように上限を引き延ばしている.
(2019.03.29追記)
シーズン15のスペシャルのルールがゆびをふるシングル61ということで
この記事へのアクセス数が一定数あるため下記の通り追記します。
こちらの記事はオメガルビー・アルファサファイア時点での考察になります。
そのため、第六世代から第七世代での仕様変更等は考慮されていないので
誤解の無いようによろしくお願いします。
(わかりやすいところで言えば、ゲンガーのとくせいの変更や一部のきのみの効果の変更などです。)
◇キャラランク
SSS:
SS:
S:
A:
B:
C:
D:
E以下:
以下Cランクまでのポケモンの評価・考察
◇評価・考察
ミュウツー(非メガ/X/Y)
このルールにおいて最強のポケモン。いずれについてもACの値が非常に高く、強力な打点を引いた際一気に試合展開をこちらに有利な状態に引き寄せることができる。最短8ターンで悪あがき状態に持ち込むもしくはメトロノームを持たせて8ターン以内での削りきりを狙う通常ミュウツーを最高ランクとし、次点でX、物理耐久方面で不安の残るYのランクを下げた。ただし、ミュウツー同士(上位のポケモン同士)で打ち合う際には結局は引きの良さに左右されることとなり、一概にこの通りにはならないと考えられる。弱点は無効タイプのないエスパー単という点だけ。
配分:ACメトロノーム,HB残飯,ACメガ,HBメガ
プレッシャーによって最短8ターンで相手を悪あがき状態に持ち込むことができる。どちらも耐久指数が非常に高く突破されることが少なく、ゆびをふるででる技で最も多いノーマル技を無効にできる。ヨノワールは回復ソースである食べ残しを持つことで定数ダメージにもある程度強いため、サマヨールよりランクを上にしている。弱点は突破力のなさ。能動的に倒すようなケースは少なく、基本的にわるあがきに持ち込めるかどうかの戦いになる。
配分:HB残飯,HD残飯,HB輝石,HD輝石
ゆびをふるによって出る609種の技のうち、205の技を無効ないしは跳ね返すことができる(無効139/反射66)。つまりメガヤミラミになんらかのダメージを与える技が出る確率は約66%であり、抜群であるフェアリー技は6種類しかない(半減15/等倍205/抜群6)。このポケモンは残飯を持てない以上どちらかというとわるあがきに持ち込まれると弱いポケモンなので、変化技を跳ね返しながら可能な限り16回の施行で相手を削り切りたい。弱点は互いに攻撃技が出続けてダメージレースになった際の火力のなさ。相手がどれだけ変化技を引くかに左右される。
配分:HAメガ
ピクシー
攻撃技以外でダメージを受けず、食べ残しを持てるため安定感は随一。ACどちらの値も極端に低いということがなく回復手段のない相手に対してダメージレースで勝てる程度の耐久・火力を持っている。また個体も準備しやすい。弱点は互いに攻撃技が出続けてダメージレースになった際の火力のなさ。耐久型同士でミラーした際のわるあがきの順番を考慮するとSは遅い方が良い。
配分:HC残飯,HA残飯
特筆すべき点は特性天の恵みのおかげで出した技の追加効果の発動率が二倍である点。相手に対する定数ダメージや能力下降が強いこのルールにおいては、追加効果は非常に重要な要素のひとつである。トゲキッスは無効が二種類、ジラーチは耐性が優秀で毒状態にならないところも強力。弱点は上記のポケモンと比較して特筆すべき性能をもっていないこと。多少確率的に有利ではあるが、他のゆびをふるポケモンとさほど変わらないという評価。
配分:HC残飯
特性に関してはめんえきもあついしぼうも優秀ではあるが、どちらも発動機会には恵まれず保険をかけておくならめんえきの方が良いのかもしれない。Cが極端に低いため物理技が出れば強いが特殊技が出た時に得られるアドバンテージが少ない。ノーマル単タイプはゆびをふるででる技で最も多いノーマル技を一致で打てる点は強いがそれを無効にされたり半減にされたりすると非力。弱点は特殊技が出た時に得られるアドバンテージの少なさと、物理耐久の低さ。
配分:AB残飯
◇終わりに
ゆびをふるは疑う余地が一切ない、まごうことなき運ゲーです。プレイヤーは対戦が始まるとただ祈ることしかできません。そのため、考察が無意味だと考える人もいるかもしれません。しかし実際に複数回対戦してみるとランク上位のポケモンが下位のポケモンに負けることは非常に少ないです。
例1.ヤミラミvsピクシーの勝数の比率は3:1
特にA~Bランクを境に勝率の安定感が大きく変わります。そのため"全解禁ルールにおいて最強はミュウツー"、"禁伝・プレッシャー禁止において最強はメガヤミラミ"と理論や確率に基づいて言い切れるのですが、Bランク以下は正直どんぐりの背比べ感がぬぐえないです。